株式会社AEdesign建築設計事務所

ビルドインガレージの魅力と安全性

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住宅の建築に伴う駐車場のありかたについて考える

住宅の建築に伴う駐車場のありかたについて考える

2024/09/17

こんにちは。(株)AEdesign建築設計事務所スタッフです。

車を持つ世帯が増える一方で、駐車場を貸し出す土地が減っていく。そのような中、設計者はお客様のライフスタイルや周辺環境等に考慮して設計しなければなりません。駐車場の種類は様々ありますが、今回はその中で「オープンタイプ」「カーポートタイプ」「ガレージタイプ」について掘り下げていきます。

目次

    シンプルな「オープン型」

    オープン型は最も一般的でシンプルだと言えます。土地にそのまま車をオープンに置く、これがオープン型です。土や砂利などの地面そのままでもよいのですが、最近はコンクリートやアスファルトで舗装することが多いです。デザイン性を持たせて、一部を芝にしてみたり、タイルや照明を入れてみたりすることも可能です。他二つに比べると、一番費用を抑えやすく、工期が短く済むことがポイントです。

    多種多様、汎用性が高い「カーポート型」

    カーポート型と言われてイメージがわかない方は、細い柱に屋根がかかっている・・・バス停と言えばイメージがわきやすいでしょうか。

    柱と屋根で作られている簡易的な車庫です。

    デザインや入れる台数により値段は大きく変わりますが、車庫を作るよりかは安価にすむことも多いです。屋根部分にソーラーパネルを設置することもでき、省エネに配慮する事も可能です。また屋根があることで夏場の厳しい直射日光が車に降り注ぎ、塗装の劣化を招いたり、冬場の雪が車に積もって朝からどかしたり、梅雨の日に、傘をさしてせっかく濡れないで来れていたのに、車も乗り降りの際傘をたたんで入るために濡れてしまう。春や秋の植物が車につもり汚れる。そのようなことも軽減させることが出来ます。

    近年採用が増加してきている「ガレージタイプ」

    ガレージタイプといって最もイメージがわきやすいのはビルトインガレージでしょう。

    ビルドインガレージは、都市生活において非常に重要な役割を果たします。都市部の限られたスペースでは、効率的かつ安全な駐車場を確保することが必要不可欠です。ビルドインガレージの最大の魅力は、その機能性と安全性です。車を簡単に出し入れできる設計は、忙しい日常生活において大きな利便性を提供します。さらに、駐車スペースが屋内にあることで、天候を気にせず快適に移動できるのも嬉しいポイントです。特に雨の日には、車や搭乗者、荷物が濡れずに済むため、荷物の出し入れもスムーズになります。ビルトインガレージを意識した動線計画とすることでよりその機能性を向上させることが出来ます。

    また、ビルドインガレージはデザイン面でも優れています。車を建物内に入れることで、

    おしゃれな外観を遮蔽物がないことで十分に見せることができ、住宅の魅力を高めます。

    雨風で車が汚れることも減りますし、盗難や破損のリスクを減らすことが出来ます。

    都市部の限られたスペースや、郊外等の盗難、破損リスクが高い場所、愛車をながく大切に

    使いたい方、様々な土地、人物に対応しやすいタイプがこのガレージタイプなのではないでしょうか。

    まとめ

    どのタイプにするかにより、設計の幅や建築の際の費用、使い心地が大きくかわってきます。

    今のことを考えて設計するのではなく、「足腰が弱くなったとき、車と家との行き来がしやすいようにしたい」「車は数年後手放すし、その空きスペースを別の用途に使う予定もない」「庭の手入れをしたくないから外回りにスペースが欲しくない」「後々車を手放して駐車場のスペースでガーデニングをしたい」等、将来のことを考え、長期的に価値の高い住宅を設計していきましょう。

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