自動車収納に必要な7つの機能とは？ビルトインガレージで愛車を完全保護！

ビルトインガレージとは、車やバイクを自宅に駐車するためのガレージを家の建物内に設置することを言います。入口によくシャッターなどが取り入れられています。車から降りた際、雨にぬれずにそのまま家に入ることが出来る、車が雨風にさらされず、汚れにくいなど多くの利点を持つ設計の一つです。デザイン面としても、機能面としても魅力的な空間として注目を浴びています。

ビルトインガレージを採用する際の大切な8つの要素について紹介します。

1. 雨風から愛車を守る　 自動車は日々の生活に欠かせない存在であり、常に美しく清潔に保ちたいと思うもの。そのため、シャッターなどを設置し雨や風による汚れや傷などの被害を減らします。

2. 維持管理のしやすさ 　定期的なメンテナンスが欠かせない自動車やバイク。収納場所が適当でない場合、かえって作業が面倒になってしまうため、車に対して掃除や整備がしやすいように配置しましょう。

3. 防犯機能 　愛車が盗まれないように、セキュリティシステムが備わっていることも欠かせません。

4. 動線　買い物等での荷物の出し入れに手間がかからない機能があるかどうかもポイント。パントリールームや収納を隣接させておくとなお良いでしょう。

5. 強度のある建造物　 自動車重量や環境変化などにも強く、安全性を考慮した建物を利用することが大切です。

6. 駐車と出庫のしやすさ 　自動車を出し入れするのに、スムーズに移動できる動線があるかどうかが大切です。こまめに出し入れすることが多い場合には、特に重要です。

７.換気や音　　車やバイクなどからでる排気ガスやエンジン音などを考慮した換気システムや騒音処置が必要です。

8. 自然環境に優しい工法　 環境保護を意識する方々も多い昨今、自然環境に配慮した建物を選ぶことができれば理想的です。

ビルトインガレージを採用する際は上記のことについて注目しておきましょう。

ビルトインガレージは車やバイク好きの方には魅力的です。倉庫や壁掛け収納を設置することでDIYやバイクの整備などを行う趣味部屋にしたり、ガラス張りにし、ディーラーのショーウィンドウのようにして愛車を眺める自慢の空間にすることも可能です。車を中に入れることですっきりとし一体感のある外観を可能とし、駐車スペースが空いた分植栽や庭、テラスなどを設けるなど設計デザインの幅をより広げることが出来ます。照明や壁床天井だけでなく、梁やドアのみせ方、車やバイクなどとの対比、周りの空間との関係を考慮した、お客様好みで唯一の空間を作るための工夫が設計事務所の腕の見せ所になります。